ウエハラサイクルを用いた海洋温度差発電の作動流体の最適組成に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Optimum Mass Fraction of Working Fluid for OTEC Using the Uehara Cycle
抄録
海洋温度差発電のためのウエハラサイクルは作動流体にアンモニア/水を用いる. アンモニア/水の組成はサイクル熱効率に影響を及ぼす. 本論文では, 二つの再生器の伝熱性能のモデルを用い, パラメーター解析を行い, サイクル熱効率を最大にする最適組成の存在および特性を明らかにするとともに, 再生器の伝熱性能がサイクル熱効率に与える影響を検討した. サイクル計算で与えた条件は, 蒸発器出口圧力, 蒸発器出口温度, 凝縮器出口温度, 抽気量比, 抽気圧力および蒸発器出口組成である. その結果として, 最適組成は組成の変化に対して分離率, 凝縮圧力および蒸発器および凝縮器での熱交換量が変化するために存在することが明らかとなった. 最適組成が高くなるほど分離率が大きくなるため, 再生器の影響が小さくなること, 与えられる蒸発器出口温度は凝縮器出口温度よりも最適組成に影響が大きいこと, 与えられる凝縮器出口温度は, 再生器の伝熱性能が小さいときほど最適組成に影響が大きいことが明らかとなった.
収録刊行物
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- Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan
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Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan 60 (1), 39-46, 2006
The Society of Sea Water Science, Japan
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205452595200
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- NII論文ID
- 130004675383
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD28XitVKmsb8%3D
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- ISSN
- 03694550
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可