スクリーニングTCSの効率的な実施法 (第3報)

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タイトル別名
  • Efficient Implementation of TCS Screening (Third Report)
  • スクリーニング TCS ノ コウリツテキ ナ ジッシホウ ダイ3ポウ

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抄録

スクリーニングTCSの効率的な実施法について検討した。スクリーニングTCSの効率的な実施法については既に第1報と第2報を報告しているが, 本報では検討期間を延長し検討対象となるTCS受診者数とTCSによる浸潤癌発見数を増やすとともに, 検討方法に仮想2回目TCS時の浸潤癌発見率という新たな概念を加え検討し直した。その結果, TCSの経験がなく大腸癌を疑わせる症状のある30歳以上の症例には積極的にTCSを行うようにし, 2回目TCSは初回TCS時にm癌・腺腫が発見された症例については初回の2年後にまた初回TCS時に腫瘍性病変が発見されなかった症例については初回の4年後に行い, 3回目TCSは当分の間行わないという方法がスクリーニングTCSの効率的な実施法であると考えられた。

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