合成アーチ巻立て工法によるコンクリートアーチ橋の施工

  • 佐藤 靖
    新潟県土木部都市計画課街路係
  • 佐川 和夫
    新潟県相川土木事務所道路課
  • 小林 勤一
    ピー・エス・コンクリート (株) ・ (株) 近藤組共同企業体城址橋作業所

書誌事項

タイトル別名
  • The Construction of Concrete Arch Bridge Using “Concrete Lapping Method with Pre-Erected Composite Arch”
  • Joushi Bridge
  • 城址橋

説明

本稿は, 合成アーチ巻立て工法 (CLCA工法) という新しい施工法で建設された, 新潟県佐渡島の城址橋 (スパン82m) の工事記録である。本工法は合成柱の構造をコンクリートアーチ橋のアーチリブの構築方法に適用したもので, 従来のセントル工法やメラン工法に比較して, 軸方向力に優れた性質を生かし, 鋼材量を大幅に減少させることができる。本工法の採用により, 経済性および施工性に優れたアーチ橋を建設することができた。ここでは, アーチリブの架設に焦点をあてて報告している。

収録刊行物

  • Concrete Journal

    Concrete Journal 27 (6), 16-27, 1989

    Japan Concrete Institute

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