書誌事項
- タイトル別名
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- Maintenance of Reinforced Concrete Viaducts of the San-yo Shinkansen
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説明
開業以来, 山陽新幹線は我が国の主要な交通ライフラインとして確実にその役割を果たしている。本稿は, 山陽新幹線コンクリート構造物の現状および, その健全性を維持するための取組みについて述べるものである。山陽新幹線の高架橋等の鉄筋コンクリート構造物の劣化要因については, 山陽新幹線コンクリート構造物検討委員会などの活動により中性化が主要因であることが確認された。また, 塩化物イオン量については, その値が大きいほど鉄筋腐食が進行する傾向がみられた。劣化した高架橋中間スラブの耐力は, 現状では構造上問題がない。しかし, 今後とも山陽新幹線構造物を健全な状態で維持管理していくたあに, 適切な維持管理と維持管理に関する技術開発に取り組んでいく必要がある。
収録刊行物
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- Concrete Journal
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Concrete Journal 38 (12), 23-31, 2000
Japan Concrete Institute
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205455808384
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- NII論文ID
- 130004399054
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD3MXms12ltA%3D%3D
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- ISSN
- 03871061
- http://id.crossref.org/issn/03871061
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可