Dispatch catheterを用いたPDTによる動脈硬化治療の基礎検討

書誌事項

タイトル別名
  • Photodynamic Therapy (PDT) for the local administration of Hematoporphyrine Derivative (HpD) Using A Dispatch Catheter

説明

光感受性物質であるHpDを用いて,動脈硬化に対するPDTの硬化にっいて研究してきた。しかし, PDTの臨床応用に際し, HpDの副作用である光線過敏症が問題となる。今回, Dispatch cathetrを用いて少量のHpDを動脈硬化に局所的に投与, 続いて血管内より630nmのYAG-OPOレーザーを200mW10分で照射した。動脈硬化内膜は非照射部位と比較し著名に菲薄化を認めた。内膜と中膜の比をI/M比としてPDTの効果を判定した。I/M比はPDT施行部位で2.38±0.55と有意に減少した。Dispatch catheterを用いることで動脈効果部位十分な量のHpDを取り込ませ, かつ有効にPDTを施行できた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205456230272
  • NII論文ID
    130004702681
  • DOI
    10.2530/jslsm1980.18.4_55
  • ISSN
    02886200
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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