骨外性間葉性軟骨肉腫の一剖検例

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タイトル別名
  • An Autopsy Case of Extraosseous Mesenchymal Chondrosarcoma
  • ホネ ガイセイカン ヨウセイ ナンコツニクシュ ノ イチボウケンレイ

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説明

1959年にLichtenstein and Bemsteinにより初めて報告されたMesenchymalchondrosarcomaは,従来の軟骨形成性腫瘍の組織形態とは異なり,腫蕩組織中に未分化な間質ないしは間葉織細胞と比較的よく分化した軟骨様組織が小島状に散在する特異な組織像を呈する,極めて稀な腫瘍である.その後,59例が文献的に紹介されているが,本邦では8例の報告しかみられない.著者らは右後腹膜腔に原発した間葉性軟骨肉腫の一剖検例を経験したのでその概要について報告する.

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