書誌事項
- タイトル別名
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- Recording of electrocorticogram of the gerbil using a radio telemeter
- テレメータ オ モチイタ スナネズミ ノ ノウハ ソクテイ
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抄録
スナネズミは軽い刺激で発作をおこすてんかんの遺伝性モデル動物である.成獣では心理的な負荷がかかると考えられる状況も発作誘因となることがしられている.脳波を有線で記録する方法では、線を接続する際に, あるいは有線で接続されている状態そのものが発作を誘発する可能性があり, 線接続が不要なテレメーターを用いることが重要であると考えられてきた.しかし従来の市販品では送信機のサイズが大きすぎるなど, 実用には不向きな点が多かった.本実験では, 無拘束状態での脳波を測定する目的で, 送信機を背中に埋め込む方式のラット用テレメータ (ユニメヅク社製) を, 体重0.07kg前後の大きさのスナネズミに適用した.その結果, 日常の行動を妨げることなく, 発作間歓期の大脳皮質の活動を測定することが可能となった.この方法により, 加えた刺激に反応したと考えられる脳波を記録することができた。
収録刊行物
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- Japanese Journal of Physiological Psychology and Psychophysiology
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Japanese Journal of Physiological Psychology and Psychophysiology 16 (1), 41-47, 1998
Japanese Society for Physiological Psychology and Psychophysiology
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205458384896
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- NII論文ID
- 130004624509
- 40004515846
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- NII書誌ID
- AN10091236
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- NDL書誌ID
- 4513294
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- ISSN
- 02892405
- http://id.crossref.org/issn/0021521X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可