椎間板疾患および心内膜症を好発する犬種におけるビタミンC濃度

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抄録

本研究では椎間板疾患(IDD)や心内膜症(Ec)を多発する犬種(小型犬)に注目して血中ビタミンC(VC)濃度の測定を行った。臨床的に健康とみなされた小型犬のVC濃度は平均3.86±1.84μg/ml(n=11)であった。一方,IDD例およびEcに起因すると思われる僧帽弁閉鎖不全(MR)例における血中VC濃度の平均は,それぞれ3.0±0.67μg/ml(n=5),3.77±1.9μg/ml(n=6)であり,健康犬との間に差はみられなかった。しかし,5歳以下の健康犬におけるVC濃度は加齢とともに減少し,年齢とVC濃度の間に相関がみられた

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205459327232
  • NII論文ID
    130004991045
  • DOI
    10.11266/jpan1998.10.supplement_23
  • ISSN
    13443763
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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