内向外向次元の検討
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- 福島 脩美
- 東京学芸大学
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the extraversion-introversion dimension
- 内向-外向次元の検討--二つの向性と神経症傾向との関係
- ナイコウーガイコウジゲン ノ ケントウ フタツ ノ コウセイ ト シンケイショウ ケイコウ ト ノ カンケイ
- Its dual nature and its relation to neurotlclsm
- 二つの向性と神経症傾向との関係
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説明
向性を測定するといわれる, 多くの尺度項目を検討し, 向性と神経症傾向に関する項目を集収・作製し, 因子分析した。<BR>得られた因子のうち, 社会的外向性, 衝動性, 神経症傾向と命名される3因子についてとくに検討された。多くの向性尺度に含まれる, 一部の項目が独立して, 衝動性因子を構成すると考えられた。またこれらの因子のつくる空間に既存の尺度得点 (Pt, Si, Rなど) が位置づけられた。<BR>制止仮説に関する実験の諸測度の個人差と本研究の得た三つの次元との関係が検討され, 社会的外向性は集中作業成績の全般的高さと, 衝動性は主にその変動性と関係があり, 神経症傾向は当該測度と関係のないことが報告され, 本研究で得られた三つの次元の有用性について考察がなされた。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Educational Psychology
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The Japanese Journal of Educational Psychology 16 (3), 157-167,188, 1968
The Japanese Association of Educational Psychology
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205460303488
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- NII論文ID
- 110001897335
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- NII書誌ID
- AN00345837
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- NDL書誌ID
- 919913
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- ISSN
- 00215015
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可