マーガレットにおけるサビヒョウタンゾウムシの発生と防除

書誌事項

タイトル別名
  • Occurrence and Control of a Weevil, <I>Scepticus griseus</I> ROELOFS (Coleoptera: Curculioniodae) on Marguerite
  • マーガレット ニ オケル サビヒョウタンゾウムシ ノ ハッセイ ト ボウジョ

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説明

静岡県南伊豆町のマーガレット栽培地において, 5~6月に苗の立枯れおよび葉の食害が認められたためその原因を調べたところ, 立枯れはサビヒョウタンゾウムシ幼虫によるもの, 葉の食害は本種の成虫によるものであった. ほ場における生態は, ゴボウ, ラッカセイ栽培ほ場で報告されているものとほぼ一致し, 地表の成虫は5月から翌年3月まで観察されたが, 地中の成虫は5月, 幼虫は5月~7月, 蛹は6月~7月にのみ観察された. マーガレットの品種'伊豆マグ85'は本種の食害に対して強く,'アーリーホワイト'は弱かった. 本種の防除にはカルボスルファン粒剤の定植前土壌混和および定植直後の株元散布の組み合わせが効果的であった.

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