日常生活への影響
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- 工藤 典代
- 千葉県立保健医療大学健康科学部栄養学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Diagnosis and management of sleep apnea syndrome in children
- —symptoms and school performance
- —学校保健の立場から—
抄録
睡眠時無呼吸症候群の小児では睡眠中のイビキや寝返りが激しい,夜尿のみならず,日中の落ち着きのなさや過活動などが話題となっている。本邦での学童におけるイビキや睡眠時無呼吸症候群の有症率を調べ,また,日常生活にはどのような傾向があるのか,啓発を目的とし,2007年に日本学校保健会が調査委員会を立ち上げ小学 1 年,5 年あるいは 6 年を対象に全国的な調査研究を行った。保護者や担任教諭,養護教諭に対する調査の結果,「イビキがある」や「睡眠中に息が止まる」と回答したのは低学年ほど多く,高学年は少ない傾向があった。日常生活面においては,「イビキをかく」群は「イビキはかかない」群と比べ,有意に「学習意欲が低下している」,「落ち着きがない」ことが判明した。また「鼻がよくつまる」群は「鼻のつまりはない」群と比べ,有意に「落ち着きがない」ことが分かった。これらの結果をもとに,日本学校保健会では小冊子を作成し,啓発資料とし,さらに日本学校保健会のホームページにも掲載した。これらの結果や資料を日常診療に活用していただきたいと考えている。
収録刊行物
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- Pediatric Otorhinolaryngology Japan
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Pediatric Otorhinolaryngology Japan 31 (3), 204-208, 2010
日本小児耳鼻咽喉科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205464921088
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- NII論文ID
- 130004672175
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- ISSN
- 21865957
- 09195858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可