ペーパークロマトグラフィーによるポリエステル樹脂の分析

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  • Paper-chromatographic analysis of polyester resins
  • ペーパー クロマトグラフィー ニ ヨル ポリエステル ジュシ ノ ブンセキ

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抄録

ポリエステル樹脂の構成々分であるポリオールおよび二塩基酸をペーパークロマトグラフィーを用いて分析する。数種のポリオールおよび二塩基酸を選んだ。すなわち無水フタル酸, 無水マレイン酸, フマル酸, グリセリン, ペンタエリトリット, トリメチロールプロパン, エチレングリコールなどである。これらについてまず種々の展開剤を用いてそのRf値を求め, 次に実際にポリエステルをケン化して, ポリオールと酸の二成分に分け, 酸はイオン交換樹脂を用いてもとの酸にもどし, これらのペーパーク官マトグラフイーから求められたRfを先のブランクテストのRfと比較, 確認した。<BR>ポリエステルの主成分をきわめて微量の試料から簡単に分析できる。この定性分析は十分な再現性がある。

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参考文献 (1)*注記

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