メラミン・アルキド樹脂皮膜の粘弾性におよぼす顔料の影響

佐藤 弘三

doi:10.4011/shikizai1937.32.346

書誌事項

タイトル別名

Effect of pigment on visco-elastic properties of melamine-alkyd resin films
メラミンアルキドジュシヒマクノネンダンセイニオヨボスガンリョウノエイキョウ

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説明

メラミン・アルキド樹脂皮膜の粘弾性におよぼす顔料の影響を粘弾性モデルによって検討した。チタン白またはタルク添加皮膜では瞬間弾性は正常であるが, 遅れ弾性や固体粘性は顔料濃度の増加によりいったん低下して5～10%で極小となり, その後は再び増加する。チタン白添加皮膜よりタルク添加皮膜の方が剛性率が大きく, そのわりには粘性係数が小さく, 弾性的に挙動する。グラファイト添加皮膜ではチタン白やタルク添加の場合と異なり, 遅れ弾性や固体膜性に異常は認められない。

収録刊行物

Journal of the Japan Society of Colour Material

Journal of the Japan Society of Colour Material 32 (9), 346-350, 1959

Japan Society of Colour Material

詳細情報詳細情報について

CRID: 1390001205465248512

NII論文ID: 130004670154

NII書誌ID: AN00354634

DOI: 10.4011/shikizai1937.32.346

NDL書誌ID: 9067819

ISSN: 0010180X

Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/9067819; https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9067819

本文言語コード: ja

データソース種別

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