書誌事項
- タイトル別名
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- Catalytic Activity of Pigments (III)
- 顔料の触媒活性-3-顔料の油脂酸化活性のDTAによる評価
- ガンリョウ ノ ショクバイ カッセイ 3 ガンリョウ ノ ユシ サンカ カッセ
- 顔料の油脂酸化活性のDTAによる評価
- Catalytic Activity of Pigments for Castor Oil Oxidation by Differential Thermal Analysis
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説明
酸素ガスフローDTAを用いて顔料のひまし油酸化活性を検討した。その結果, ひまし油の酸化挙動によって顔料を次の3つのタイプに分類し酸化活性を順位づけすることができた。<BR>(1) ひまし油の酸化を促進する顔料含水酸化クロム, 赤色酸化鉄, 黄色酸化鉄, 黒色酸化鉄, 紺青, マンガン紫<BR>(2) ひまし油の酸化に影響を与えない顔料亜鉛華, カオリン, マイカ, 群青, シリカ<BR>(3) ひまし油の酸化を抑制する顔料タルク, 二酸化チタン<BR>ひまし油の酸化を促進させる顔料はクロム, 鉄, マンガンの遷移元素を含む有色顔料であった。これら顔料表面の油脂酸化活性は酸性点・塩基性点とは直接の関連はなく, 別の活性であると考えられる。また, 今回用いた酸素ガスフロー-DTA法は従来の油脂安定試験法AOMの結果とよく一致した。
収録刊行物
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- Journal of the Japan Society of Colour Material
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Journal of the Japan Society of Colour Material 56 (6), 349-355, 1983
Japan Society of Colour Material
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205467368064
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- NII論文ID
- 130004994260
- 10003169448
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- NDL書誌ID
- 2594774
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- ISSN
- 0010180X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可