書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on Curing of Epoxy-Phenolic Clear Enamels. IV.
- エポキシ・フェノール系クリヤ塗料の硬化に関する研究-4-エポキシm-クレゾール系塗料の硬化(実験ノート)
- エポキシ フェノールケイ クリヤ トリョウ ノ コウカ ニ カンスル ケンキュウ 4 エポキシ m-クレゾールケイ トリョウ ノ コウカ ジッケン ノート
- エポキシ・m-クレゾール系塗料の硬化
- Thermosetting of Epoxy-rn-Cresol Enamel Systems
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抄録
前報1) において熱硬化性エポキシ・フェノール系塗料について, 見掛けの全反応としてその硬化速度をは握する方法について検討し, その硬化反応の問の物性の変化を調べた。<BR>本報では同様の手法を用いて, 特に反応の速いエポキシ・m-クレゾール系塗料を取り上げて検討を加えた。レゾール製造時のホルムアルデヒドのモル比を変え, メチロール化度が異なるレゾールにエポキシ樹脂を0~90重量%配合して予備縮合させたものを試料塗料とし, これを2~700秒, 200~500℃にわたり加熱硬化させ, その硬化速度, 硬化反応の見掛けの活性化.エネルギー, 合成抽出曲線を求めた。<BR>硬化反応の進行は, 著しく硬化が速い反応前期と, 見掛け上一次反応とみなされる反応後期にわけられ, かクレゾールにおいてみられた1) ) ような誘導期は低温においても見いだしがたい。この見掛け上一次反応とみなされる範囲において活性化エネルギーを求めると, 組成によって異なるが9~15 kcal/molとなり, 概してエポキシ樹脂量が少ないほど低い値となる。<BR>その他発色・深絞り加工性について検討した結果, レゾールの製造条件によっては大差ないが, エポキシ樹脂とフェノール樹脂の比によって塗膜の特性は大きく異なることがわかった。
収録刊行物
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- Journal of the Japan Society of Colour Material
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Journal of the Japan Society of Colour Material 44 (5), 221-225, 1971
Japan Society of Colour Material
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205467582720
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- NII論文ID
- 130004993970
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- COI
- 1:CAS:528:DyaE3MXksFSnur8%3D
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- NDL書誌ID
- 8232300
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- ISSN
- 0010180X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可