書誌事項
- タイトル別名
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- Emulsification Characteristics of Diglycerol Tetraoleate
- テトラオレインサン ジグリセロール ノ ニュウカ トクセイ
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説明
化粧品クレンジング油として注目されているテトラオレイン酸ジグリセロール (DGTO) と汎用の油である流動パラフィン, トリ-2-エチルヘキサン酸グリセロール (GTE) との乳化特性が比較検討された。<BR>その結果, DGTOを用いた場合, 水よりも油の含有量が多い系においてさえも分散媒が水であるO/Wm系やWm相が形成しやすいことがわかった。また, 水と油の界面張力値は, DGTOを用いた場合が最も小さかったために, 用いた他の2種類の油ほど界面活性剤の添加効果は認められなかった。さらに, 小角X線散乱測定を行ったところ, DGTO分子は液晶間にほとんど溶解されず, 微小の液滴として存在していることがわかった。これらの特性は, DGTO分子がもつ大きな有機性値と無機性値に起因することが示唆された。
収録刊行物
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- Journal of the Japan Society of Colour Material
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Journal of the Japan Society of Colour Material 73 (2), 47-52, 2000
Japan Society of Colour Material
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205468053120
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- NII論文ID
- 10007150372
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD3cXivVWisrw%3D
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- NDL書誌ID
- 5285075
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- ISSN
- 0010180X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可