チタニア微粒子の光触媒活性におよぼずシリカ被覆処理の影響

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タイトル別名
  • Photocatalytic Activity of Silica-coated Titania Particles
  • チタニア微粒子の光触媒活性におよぼすシリカ被覆処理の影響
  • チタニア ビリュウシ ノ ヒカリ ショクバイ カッセイ ニ オヨボス シリカ

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説明

シリカゲルを飽和させたケイフッ化水素酸水溶液からのシリカ析出反応により, シリカ被覆チタニア微粒子を作成し, ギ酸の光分解反応におけるその光触媒活性について検討した。この反応により発生した二酸化炭素および水素の定量を行い, 二酸化炭素の発生速度をチタニア微粒子の光触媒活性の指標として用いた。<BR>その結果, アナターゼの光触媒活性は, シリカ被覆処理 (SiO2=13.3wt%) を施すことによって, 約24%に減少すること, またルチルでは11.9wt%のシリカ処理により, その活性は約70%に低下することが明らかになった。さらに, これらのチタニア微粒子を用いた場合のギ酸分解速度の結果に基づいて, 反応機構を推定するとともに光触媒活性におよぼすシリカ被覆の影響について考察した。

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