UVインキの硬化挙動に関するレオロジー的研究 (第II報)

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書誌事項

タイトル別名
  • Rheological Studies on Curing Behavior of UV Inks (II)
  • UVインキの硬化挙動に関するレオロジー的研究-2-硬化速度と吸光係数との関係
  • UV インキ ノ コウカ キョドウ ニ カンスル レオロジーテキ ケンキュウ
  • 硬化速度と吸光係数との関係
  • Relationship between Cure Rate and Absorption Coefficient

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説明

UVインキの硬化過程における動的粘性率の変化を, 振動板型レオメーターを用いて測定した。動的粘性率の対数を照射エネルギーに対してプロットすると, 二本の直線で近似されるので, 交点の照射エネルギーを最低露光量と定義して硬化速度の目安とした。365nmの単色光照射下においては, 最低露光量はインキ膜厚とともに指数関数的に増大する。これは, 光の強度がインキ膜内部において指数関数的に減少することに起因する。したがって, レオロジー的に吸光係数を求めることができる。ビヒクルの分光感度と単色光照射下における粘度データから, UVランプからの光を直接照射したときの硬化速度を推算したところ, 実測結果とよく一致することがわかった。

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