研究情報としての大規模文献データベースの多角的利用とその処理

  • 小西 修
    名古屋大学プラズマ研究所付属核融合研究企画情報センター
  • 大林 治夫
    名古屋大学プラズマ研究所付属核融合研究企画情報センター

書誌事項

タイトル別名
  • A Multilateral Use and Processing of A Large Bibliographic Database for Research Information
  • ケンキュウ ジョウホウ ト シテ ノ ダイキボ ブンケン データベース ノ タ

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抄録

総合的科学である核融合研究分野を例にして, 研究活動における大規模文献データベースの多角的利用とその処理について述べる。文献データベースの有する書誌的および索引語情報に着目し, データベースの活用目的を従来の(1)レファレンス型に加えて, 事実・知識を具体的に得る, (2)ファクト型, および情報を加工・分析して新たな情報を得る, (3)加工・分析型, の三つに分類する。各々の型に対応した次のような利用例を報告し, この分類に基づいたデータベースの多角的利用の有用性を明らかにする。(1)研究過程から見たオンライン検索利用, (2)文献のキーワードとその出現頻度情報を用いた学術用語集の形成, (3)文献書誌情報を計量的に分析し, 研究評価を行う計量科学の応用。

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 30 (8), 687-699, 1987

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

参考文献 (2)*注記

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