クリエイティブ・コモンズの進化と変容  ビジネスモデルとWeb2.0を巡って

  • 生貝 直人
    クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局 慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構
  • チェン ドミニク
    クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局 日本学術振興会外国人特別研究員(東京大学)
  • 松本 昴
    クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局
  • 野口 祐子
    クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局

書誌事項

タイトル別名
  • The evolution and practices of the Creative Commons in relation with Web 2.0 and business models
  • クリエイティブ コモンズ ノ シンカ ト ヘンヨウ ビジネス モデル ト Web2 0 オ メグッテ
  • ビジネスモデルとWeb2.0を巡って

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抄録

2002年に最初のライセンスが公開されて以来,クリエイティブ・コモンズ(CC)は急速に活動を拡大し,現在では約1億4,000万以上のコンテンツと50か国以上のノードを数える広がりを見せている。そうした中で,ライセンスの活用方法やクリエイティブ・コモンズの組織のあり方は進化と変容を続け,当初の「法律家による」「無償コンテンツの流通促進」といったイメージからは大きく変化している。本稿では,「ビジネスモデル」と「Web2.0」という2つの観点から,多様性を増すCCライセンスの現在形と,今後の展開の可能性を紹介する。

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 49 (10), 576-585, 2007

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (1)*注記

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