書誌事項
- タイトル別名
-
- Semi-aerobic Landfill Project for CDM at a Malaysian Landfill Site
この論文をさがす
説明
準好気性埋立プロジェクトは,マレーシア国内で埋立完了後の廃棄物最終処分場 (以下処分場とする) において,通気設備を増設することにより,処分場から排出される温室効果ガスの削減および処分場環境の早期改善を図ることである。本プロジェクトは,嫌気的状態にある廃棄物処分場に,鋼管ケーシング工法によって通気設備を設置することで,処分場を準好気的状態に改善する。これにより,処分場から排出されるメタンガスの量を抑制する。本プロジェクトを実施することによって,廃棄物処分場からのメタンガスや硫化水素ガスなどのガス発生量が削減でき,環境への負担が軽減できる。処分場において,爆発の危険性や有毒ガス発生の危険性がなくなる。浸出水の排水が改善されるため,準好気的な領域が拡大し,廃棄物の分解が促進されるとともに,浸出水の周辺環境への影響が軽減され,廃棄物処分場の安全閉鎖が早期に実現できる。
収録刊行物
-
- Material Cycles and Waste Management Research
-
Material Cycles and Waste Management Research 20 (4), 177-182, 2009
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205481080704
-
- NII論文ID
- 130004647472
-
- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD1MXht1WrtLfJ
-
- ISSN
- 21874808
- 18835864
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可