書誌事項
- タイトル別名
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- A Case Demonstrating Circadian Rhythm Sleep-Wake Disorder that Was Initially Treated for Treatment-Resistant Depression
- チリョウ テイコウセイ ウツビョウ ト シテ ニュウイン シタ ガイジツ リズム スイミン : カクセイ ショウガイグン ノ 1レイ
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抄録
症例は20代女性。中学生の頃から朝起きられないことがしばしばあった。就職後1~2ヶ月経た頃から集中困難,倦怠感が強まり,仕事を休むようになった。うつ病と診断され,抗うつ薬,気分安定薬および増強療法などを十分量十分期間投与されたが,効果なく,治療抵抗性うつ病として当科入院となった。睡眠日誌,アクチグラム,終夜睡眠ポリグラフィー,深部体温検査の検査結果から,概日リズム睡眠-覚醒障害群(CRSD)が疑われた。向精神薬をすべて漸減,中止し,生活療法(太陽光,対人接触,食事などの同調因子の強化)を実施した。睡眠・覚醒リズムの大きな改善はみられなかったが,抑うつ症状は改善した。退院後はメラトニン受容体アゴニストの内服と,パートナーとの共同生活により,活動性は高まり抑うつ症状もみられない状態を維持している。治療抵抗性のうつ病を経験した場合は,CRSDを考慮して睡眠日誌などに注目することも必要と考えられた。
収録刊行物
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- Kyushu Neuropsychiatry
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Kyushu Neuropsychiatry 60 (3_4), 148-153, 2014
九州精神神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205481276032
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- NII論文ID
- 130005165333
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- NII書誌ID
- AN00054550
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- ISSN
- 21875200
- 00236144
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- NDL書誌ID
- 026812245
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可