血液疾患患者に合併した感染症に対するCefoxitinの使用経験

DOI Web Site PubMed

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical experience ofcefoxitin to the infections complicated with hematonosis
  • ケツエキ シッカン カンジャ ニ ガッペイシタ カンセンショウ ニ タイスル

この論文をさがす

抄録

Cefoxitin (Merxin®, 以下CFX) は, 1972年Merck Sharp & Dohme Research Laboratoriesで開発されたCephamycin系抗生剤である。Cephem環7α位にメトキシ基をもつため, 極めて強いβ-Lactamase抵抗性をもち, Serratia, Indole陽性Proteus, Bacteroides fragitisに対しても抗菌力を示すことが特徴とされている。<BR>今回, 我々は血液疾患における敗血症を中心とした感染症に対して, 本剤を点滴静注し, 臨床成績, 副作用, 肝機能, 腎機能などに及ぼす影響について検討を加えたので報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ