-
- 森川 清見
- 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
書誌事項
- タイトル別名
-
- CLINICAL TRIAL OF CEFOXITIN USED IN THE TREATMENT OF PATIENTS WITH CHOLESTEATOMA UNDERGOING SURGICAL PROCEDURES
- ジビカ リョウイキ チュウジ シンジュシュ シュジュツゴ ニ オケル Cefo
この論文をさがす
説明
Cefoxitin (Cefoxitin sodium, CFX) は, Fig.1に示すような構造式を持ち, 1972年Merck社により開発された, 半合成Cephamycin系抗生物質製剤である。<BR>CFXはβ-Lactam環の7α 位にMethoxy基を有するため, 各種細菌が産生するCephalosporinase (β-Lactamase) に対して極めて安定である。<BR>CFXは, グラム陰性桿菌のうち, Escherichiacoli, Klebsiella, Proteus, Serratiaや, 嫌気性菌Bacteroides fragilisなどに優れた抗菌力を示すことが報告されている。<BR>CFXは静注によつて, 速やかに高い血中濃度に達し, 肝, 腎などの臓器への移行が良好である。体内ではほとんど不活化されることなく, 尿中に高濃度で排泄され, 又胆汁中への排泄も良い。又臨床用量での重篤な毒性はないとされている1~15)。
収録刊行物
-
- The Japanese Journal of Antibiotics
-
The Japanese Journal of Antibiotics 35 (12), 2761-2767, 1982
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205490630016
-
- NII論文ID
- 130004393612
-
- NII書誌ID
- AN00002626
-
- COI
- 1:STN:280:DyaL3s3hs1Kluw%3D%3D
-
- ISSN
- 21865477
- 03682781
-
- NDL書誌ID
- 2618449
-
- PubMed
- 7182531
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可