小児細菌感染症に対するAmoxicillin錠の使用経験

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical experience with amoxicillin tablets for bacterial infections of children
  • ショウニ サイキン カンセンショウ ニ タイスル Amoxicillinジョウ

この論文をさがす

抄録

Amoxicillinは, Ampicillinのベンゼン核のパラの位置に-OH基を導入したα-Amino-p-hydroxybenzylpenicillin trihydrateである。抗菌域および抗菌力はAmpicillinと同様で, その作用機序も同じく殺菌的で, 血清蛋白結合率もほぼ同様である。しかし, この薬剤の特徴とするところは, 経口投与時の吸収がAmpicillinより優れており, 血中濃度の持続には差がないが, そのピークはAmpicillinの約2倍で, 6時間までの尿中回収率もAmpicillinよりも優れている1, 2)。<BR>私たちは今回, Amoxicillinの小型錠剤 (1錠中50mg含有) の試供をえ, 小児期感染症に対して試用する機会をえたので, その使用経験について報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ