〔クラリオン多施設共同研究結果報告-GLARION Organized Research Team Investigation (CORTI)-〕クラリオン®人工内耳の音声コード化法とプログラミングの実際
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抄録
クラリオン®人工内耳は、アナログ刺激とパルス刺激両方の音声コード化法を有する唯一の人工内耳システムである。SAS、CIS、PPSという3種類の音声コード化法は、 Nucleus®のSPEAKとは大きく異なる。言語聴覚士は、クラリオン (R) 人工内耳においてのT/M値、IDR、ゲイン調整などのパラメータ変更の意味をよく理解した上でプログラミングを行う必要がある。クラリオン (R) 人工内耳の音声コード化法の選択についてさまざまな報告もされているが、それぞれのコード化法に対する嗜好、とらえ方はさまざまである。個々の装用者に対し最も有益な音声コード化法を選択させ、装用者が有効に人工内耳を使用できるよう援助することは、プログラミングを行う言語聴覚士にとって重要な点であろう。
収録刊行物
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- 耳鼻と臨床
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耳鼻と臨床 48 (4Supplement2), S77-S82, 2002
JIBI TO RINSHO KAI
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205498718720
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- NII論文ID
- 130004404723
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- ISSN
- 04477227
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可