めまい患者の自律神経機能
書誌事項
- タイトル別名
-
- Autonomic nervous function of vertiginous patients by measuring heart rate variations
- 起立時および深呼吸時の心拍数変動を用いて
この論文をさがす
説明
オートコーダHR200を用い, めまい患者207名309例 (メニエール病61名130例, 前庭型メニエール病21名28例, 眩量症51名64例他) を対象とし, 深呼吸時の心拍数の最大変動幅 (副交感神経機能に相当), 立位時の最大心拍増加数 (交感神経機能に相当) を測定した.<BR>メニエール病をはじめとするめまい疾患の多くで副交感神経機能の低下が認められた. 交感神経機能もメニエール病では低下しているものの, 活動期, 準発作期には交感神経機能は亢進し, 相対的に交感神経優位の状態を示した. これらの自律神経機能異常について, 副交感神経機能低下が本質的なものであり, 交感神経機能の変化は2次的なものと考えた.
収録刊行物
-
- 耳鼻と臨床
-
耳鼻と臨床 37 (5Supplement6), 1274-1281, 1991
JIBI TO RINSHO KAI
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205500160512
-
- NII論文ID
- 130004403787
-
- ISSN
- 04477227
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可