書誌事項
- タイトル別名
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- A case in which the site of Lindeman's tracheo-esophageal anastomosis was released
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抄録
49歳男性の片側梨状陥凹型下咽頭癌に喉頭下咽頭部分切除の後、大胸筋皮弁にて喉頭を再建し、同時に誤嚥防止にLindemanの気管食道吻合術を行った。7ヵ月後、バリウムの喉頭通過量が5%になった。Lindeman手術より380日の時点でリリース手術を施行した。軽度の誤嚥を認めたためchindownによるrehabilitationを4週間行ったところ、誤嚥は完全に消失した。リリース手術後一年、嚥下障害を認めず、hemilarynxの音声機能も正常である。Lindemanの気管食道吻合術は音声機能的に可逆的な手術である。
収録刊行物
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- 耳鼻と臨床
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耳鼻と臨床 45 (6), 540-542, 1999
JIBI TO RINSHO KAI
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205501120640
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- NII論文ID
- 130004133460
- 50004250448
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- ISSN
- 04477227
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可