書誌事項
- タイトル別名
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- The Role of Immunity on the Development of the Dermatitis in NC Mice
- NC マウス ノ ヒフエン ハツショウ ニ オケル メンエキ ノ カンヨ ニ
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説明
NCマウスは6週齢頃から両側性に耳介, 次いで顔面, 頸部に皮膚炎の自然発症がみられる。congenic系統のNC-nudeマウスのnu/+ではNCマウスと同様に皮膚炎が発症するが, nu/nuでは全く発症しない。このことから皮膚炎発症と免疫機能との関係について検討した。生後24時間以内に胸腺を摘除したNCマウス, 新生児の胸腺あるいは胸腺細胞を移植したNC-nu/nu, 皮膚炎を発症しているNCマウスの血清を移入したNC-nu/nuについて皮膚炎発症の有無を調べた。免疫機能はヒッジ赤血球 (SRBC) に対する抗体産生, 腸管膜リンパ節におけるT細胞数の比率で判定した。その結果, 胸腺依存性の免疫応答の有無とは関係なくNC-nu/nuでは全く皮膚炎の発症がないのに対し, 免疫抑制されたNCマウスに皮膚炎が発症し, 血清移入されたNC-nu/nuでは皮膚炎は発症しなかった。これらのことからNCマウスの皮膚炎には免疫が関与しないことが明らかにされた。NC-nu/nuに皮膚炎がおこらないのはnu遺伝子の免疫異常以外への遺伝子効果によるものと考えられた。
収録刊行物
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- Experimental Animals
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Experimental Animals 35 (2), 159-163, 1986
公益社団法人 日本実験動物学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205502506880
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- NII論文ID
- 130005000525
- 130006134617
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- NII書誌ID
- AN00104954
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- ISSN
- 18817122
- 00075124
- http://id.crossref.org/issn/00075124
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- NDL書誌ID
- 3086398
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可