サービス生産性定量化に関する研究

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タイトル別名
  • A Study on Quantification of Service Productivity
  • サービス セイサンセイ テイリョウカ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

サービス生産性把握の目的は「(1)業績の定量的把握」,「(2)提供サービスと顧客の知覚したサービス品質とのギャップの把握」,「(3)サービス生産性向上への結び付け」であり,これは経営システム工学の果たすべき役割であるにもかかわらず,具体的方策に結びつく指示·技法に関する研究はあまりなされていない.本研究では,異業種·異業界であっても,そのサービス提供を類似した業務プロセスレベルに分解·分類可能である点に着目[1]し,サービス生産性の低い原因を,企業·サービスアクティビティの業務プロセス毎に把握し,改善のための具体的なアクションを導出するため,(ⅰ)サービスを業務プロセスに分割,(ⅱ)業務プロセス毎にサービス受容者の評価項目を導出·統合,(ⅲ)主成分分析とクラスター分析を用いてアンケート調査項目を整理し,(ⅳ)アンケート結果を重回帰分析しサービス生産性の式を導出する技法を提案した.また,対面サービスの代表である居酒屋業界を例に,大手T社直営店を対象として提案技法の検証を行った.

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