書誌事項
- タイトル別名
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- The reliability and validity of a new scale for measuring the concept of Ikigai (Ikigai-9)
- イキガイ イシキ シャクド(Ikigai-9)ノ シンライセイ ト ダトウセイ ノ ケントウ
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抄録
目的 「生きがい」を測定する簡便な尺度の実用化のために,9 項目から構成される「生きがい意識尺度(Ikigai–9)」の信頼性と妥当性を検討した。<br/>方法 60歳以上の地域中高年者428人(男性128人,女性300人,平均年齢65.4±4.3歳,範囲60~85歳)を分析対象として,尺度の得点分布,信頼性(Cronbach の α 係数),SF–36v2 との併存的妥当性,因子的妥当性を検討した。尺度は,「生きがい概念の高次因子モデル」を構成概念とし,モデルの観測変数である 9 項目で構成された。回答は各 5 件法で求め,各素点を合計して総得点(範囲 9~45点)および 3 つの下位尺度得点(範囲3~15点)を算出した。<br/>結果 得点の分布は,総得点および下位尺度得点ともに分散していた(とくに,総得点では統計学的正規性が認められた)。尺度の信頼性は,全体で α=.87,下位尺度ごとでは α=.76~.82であった。総合点と SF–36v2 の身体的健康度(PCS)との相関は無相関(rs=−.05, P=.33),精神的健康度(MCS)との相関は正の相関(rs=.33, P<.001)であり,理論的予測と一致し,併存的妥当性が確認された。また,確認的因子分析の結果,高次因子モデルの適合度は GFI=0.95等と良好であり,因子的妥当性が確認された。<br/>結論 60歳以上の地域中高年者を対象とした場合の Ikigai–9 の得点分布•信頼性•妥当性は良好であり,高い実用性が示された。
収録刊行物
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- 日本公衆衛生雑誌
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日本公衆衛生雑誌 59 (7), 433-439, 2012
日本公衆衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205504744704
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- NII論文ID
- 130003397952
- 10030954930
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- NII書誌ID
- AN00189323
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC38botlajsQ%3D%3D
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- ISSN
- 21878986
- 05461766
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- NDL書誌ID
- 023844925
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- PubMed
- 22991767
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可