書誌事項
- タイトル別名
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- A Proposal of Theory and Method for Designing Classroom Science Lessons
- ホーリズム ニ モトズク リカ ジュギョウ デザイン ノ リロン ト ホウホウ ノ テイアン
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抄録
<p>筆者らはクワインのホーリズムに基づいて, コンセプトマップを用いて「一つの集まり」として科学知識を示すことによって, 学習者にとって観察や実験を意味あるものとする実践を紹介してきた(遠西・佐野, 2012; 福田・大嶋・遠西, 2013; 福田・遠西, 2014; 福田・遠西, 2015)。これらの実践は学習者に好意的に受けとられてきている。しかし, 紙面の制約もあって, 授業実践の具体的方法とそれを支える理論的背景について詳細に述べる機会はなかった。本論文の目的は, これらの実践の根拠となった方法論的理論と, そこからの帰結としての具体的方法を紹介することである。その概要は以下のとおりである。1. 習得すべき科学知識としての命題群の設定と教師によるコンセプトマップを用いた概念構造の明示化。2. 授業目標の設定, キーワードの設定および授業計画の作成(科学的命題の構成としての認知的目標)。3. 授業実践(観察実験を含む)と授業評価(キーワードを使った命題の構成と実験による確証)。4. コンセプトマップの作成による「まとめ」の活動(テクストとしての概念理解とメタ認知)。理論も概念も命題であるから, 授業の認知的目標は命題の構成である。しかし, 観察や実験によって審判されるのは個々の命題ではなく「一つの集まり」(クワイン, 1992)としての命題群であり, これを可視化する手法として命題の連鎖であるコンセプトマップが使われている。本論文が紹介するのは具体的方法とその背景的理論であり, 実際の授業評価には前述の先行論文を参照していただきたい。 </p>
収録刊行物
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- 理科教育学研究
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理科教育学研究 57 (4), 351-358, 2017
一般社団法人 日本理科教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205504803328
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- NII論文ID
- 130006942245
- 40021246845
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- NII書誌ID
- AA11406090
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- ISSN
- 2187509X
- 13452614
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- NDL書誌ID
- 028341216
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可