書誌事項
- タイトル別名
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- PREDICTORS OF ABSTINENCE FROM SMOKING AMONG PARTICIPANTS IN A SMOKING CESSATION PROGRAM IN A HEALTH CENTER IN JAPAN
- ホケンジョ キンエン ソウダン エ ノ サンカシャ ノ キンエン ケイゾク ノ ヨソク インシ
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説明
目的 保健所の禁煙相談に参加する禁煙希望者の相談後 1 年目の属性別の禁煙継続率を調査し,禁煙継続を予測する因子(予測因子)を求める。<br/>方法 平成14年 9 月から翌年 9 月まで,神奈川県鎌倉保健所で実施した禁煙相談に参加した禁煙を希望する687人(男性518人,女性169人,平均年齢49.5歳,最低年齢20歳,最高年齢81歳,SD14.6歳)を対象に前向き調査を行った。禁煙相談では,ニコチンパッチを無料で提供し,継続処方のための医療機関を紹介した。参加時点で,年齢,性別,禁煙相談の実施場所,1 日あたりの喫煙本数および起床時から喫煙するまでの時間を記録した。1 年後,無料ニコチンパッチの使用の有無および継続したニコチンパッチ又はニコチンガムの使用有無を確認し,禁煙の継続の有無を尋ねた。対象者の属性別に禁煙継続率を求め,χ2 検定を行った。さらに禁煙継続の有無を従属変数に入れて,χ2 検定で有意な結果であった属性を,独立変数として選択し,多重ロジスティック回帰分析を行った。<br/>成績 当初禁煙相談に参加したのは687人で,情報が得られ分析の対象となったのは528人で,禁煙状況の判明率は76.9%であり,1 年後の禁煙継続率は,39.2%であった。<br/> 1 年後の属性別の禁煙継続率について,性別,1 日あたりの喫煙本数および起床時から喫煙するまでの時間の属性では,χ2 検定で,それぞれ有意な結果はみられなかった。1 年後の禁煙継続率について50歳を超える群(47.0%),実施場所が保健所群(50.3%),無料ニコチンパッチを使用した群(50.7%)および継続 NRT(ニコチン置換療法)群(57.7%)は,χ2 検定および多重ロジスティック回帰分析で,対照群に比べていずれも有意に高かった。禁煙継続の調整オッズ比は,それぞれ1.68,1.80,2.01および1.79であった。<br/>結論 無料ニコチンパッチを配布する保健所の禁煙相談後 1 年目の禁煙継続率は,39.2%であった。高い禁煙継続率と関連する因子は,50歳を超える人,実施場所が保健所,無料のニコチンパッチを使用することおよび禁煙相談後継続してニコチンパッチ又はニコチンガムを使用することが示唆された。
収録刊行物
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- 日本公衆衛生雑誌
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日本公衆衛生雑誌 53 (3), 187-195, 2006
日本公衆衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205506309888
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- NII論文ID
- 10018140460
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- NII書誌ID
- AN00189323
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD283msVOksw%3D%3D
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- ISSN
- 21878986
- 05461766
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- NDL書誌ID
- 7882365
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可