書誌事項
- タイトル別名
-
- ジドウシャ ウンテン ニ オケル サギョウ フタン ニ カオリ ガ オヨボス エイキョウ
この論文をさがす
抄録
本研究は安全運転のための適正な運転環境要因として, 香りが自動車運転における人の作業負担に及ぼす影響について考察する.研究方法は香りの種類, 濃度および与える時間間隔が被験者に与える影響についての実験的アプローチによる.実験で用いる評価指標は, 脳波, 心拍数, 眼精疲労度ならびに疲労自覚症状である.研究の結果により次の諸点を指摘しえた.(1)濃度20%の覚醒作用を有する香りは, 被験者の心身諸機能の高進維持にその有効性が認められる.(2)濃度20%の覚醒作用を有する香りは, 3分間隔で与える方法にその有効性の強いことが認められる.(3)濃度30%の鎮静作用を有する香りは, 運転終了後の疲労回復にその有効性が期待できる.
収録刊行物
-
- 日本経営工学会論文誌
-
日本経営工学会論文誌 51 (3), 213-219, 2000
公益社団法人 日本経営工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205506618752
-
- NII論文ID
- 110003945483
-
- NII書誌ID
- AN10561806
-
- ISSN
- 21879079
- 13422618
-
- NDL書誌ID
- 5496183
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可