CrossCheckを用いた剽窃・盗用チェック 日本疫学会誌Journal of Epidemiologyの事例

  • 橋本 勝美
    日本疫学会 Journal of Epidemiology編集室 株式会社杏林舎

書誌事項

タイトル別名
  • CrossCheck plagiarism screening : Experience of the Journal of Epidemiology
  • CrossCheck オ モチイタ ヒョウセツ ・ トウヨウ チェック : ニホンエキガッカイシ Journal of Epidemiology ノ ジレイ

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抄録

この20年のWeb基盤技術の進歩により,研究者は研究に必要な文献情報を容易に得ることができるようになった。同時に,研究成果発表のプレッシャーを背負う研究者による科学研究の不正が顕在化している。研究成果を公表する学術ジャーナルでは,重複出版や剽窃・盗用を未然に防ぐ対応が求められ,剽窃検知ツールCrossCheckの利用が広まってきている。日本疫学会はJ-STAGE利用学会として,CrossCheck導入の検討ワークショップに参加した。CrossCheck導入の際に必要となる検討事項やCrossCheck利用の結果と対応案について日本疫学会誌Journal of Epidemiologyの事例を報告する。また,CrossCheckの利用によって明らかになった自己剽窃などの課題についても紹介する。

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 55 (2), 87-96, 2012

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

被引用文献 (1)*注記

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