書誌事項
- タイトル別名
-
- A study of the interval for keeping the quality of hands only CPR
- チュウコウネン ジョセイ ニ ヨル タンドク デ ノ ハンズオンリー CPR ノ アッパク シンド ト ソノ ジゾク コウカ ノ ケントウ
この論文をさがす
説明
<p>目的:家庭内で胸骨圧迫のみのバイスタンダーCPRを行う可能性が高い中高年女性を対象として,どのようなタイミングで休息をとると2分間連続して効果的な胸骨圧迫ができるのかを検討した。対象・方法:中高年女性60名をランダムに以下の3群〔連続圧迫群(n=20),10 秒休止群(n=20):30秒圧迫後に10秒休止する群,7秒休止群(n=20):30秒圧迫後に7秒休止する群〕に分けて2分間の胸骨圧迫の深度を比較検討した。結果:30秒ごとに胸骨圧迫の深度を平均すると,連続圧迫群では圧迫深度は有意に低下した。10秒休止群では胸骨圧迫の深度を保てたが,7秒休止群では圧迫深度が低下した。圧迫深度×時間で表される総和は,7秒休止群では10秒休止群と比べ有意に高値となった。結語:中高年女性が単独で連続した胸骨圧迫を行う際には,連続圧迫より30秒ごとに7秒程度の胸骨圧迫休止期間を入れる方法が,連続した圧迫の質の低下を最小限に留める可能性がある。</p>
収録刊行物
-
- 日本臨床救急医学会雑誌
-
日本臨床救急医学会雑誌 19 (5), 625-630, 2016
一般社団法人 日本臨床救急医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205509135488
-
- NII論文ID
- 130005277299
-
- NII書誌ID
- AA1124939X
-
- ISSN
- 21879001
- 13450581
-
- NDL書誌ID
- 027733025
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可