書誌事項
- タイトル別名
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- ヒニョウキカ シュヨウ(ゲンパツ ソウ ・ テンイ ソウ)ニ タイスル ラジオハ ショウシャクジュツ
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説明
【緒言】当科における小径腎腫瘍(small renal mass:SRM)および精巣腫瘍の肺・肝転移腫瘍(精巣腫瘍,TC)に対する有効性及び安全性を検討したので報告する.<br> 【対象と方法】小径腎腫瘍(SRM)43症例(43腫瘍)および進行性精巣腫瘍19例(42腫瘍,肺32腫瘍,肝10腫瘍)を対象とした.<br> 【結果】SRM:38症例(86.4%)で完全焼灼が得られた.30mm以下の腫瘍では完全焼灼率は93.8%であり,30mmを超える腫瘍(63.6%)と比較して治療成績に有意に良好であった.また,RFAの前後で腎機能の増悪は認められず,観察期間の中央値は16ヶ月(1-63ヶ月)で,1例(2.9%)に再発を認めた.<br> TC:全体では82.3%で有効な焼灼が施行され,根治目的群では有効率は100%であった.また,30mm以下の腫瘍においても100%の局所コントロール率を得ることができた.<br> 【結論】経皮的RFAは小径腎腫瘍や精巣腫瘍肺・肝転移巣に対して有効な治療手段であることが示された.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Endourology
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Japanese Journal of Endourology 24 (2), 180-187, 2011
日本泌尿器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205509260032
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- NII論文ID
- 130005003558
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- NII書誌ID
- AA12524434
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- ISSN
- 21874700
- 21861889
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- NDL書誌ID
- 023685929
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可