アンリ・ルフェーヴルの空間建築論について

書誌事項

タイトル別名
  • On Spatial Architectonics of Henri Lefebvre

説明

1974年に刊行されたアンリ・ルフェーヴルの主著『空間の生産』は,英訳されたのを機に,1990年代以降,都市論や地理学の分野でひろく再評価がすすんでいる.しかし,この書の第Ⅲ部には「空間の建築術(Architectonique spatiale)」⑴と題される章が設けられているにもかかわらず,また,この「建築」が彼の空間論において要諦をなしているにもかかわらず,『空間の生産』における「建築」の意義について積極的な言及はほとんどみられない⑵.本稿は,ルフェーヴルにおける空間論と建築との理論的関連に焦点を当て,この書の建築理論としての可能性を提起することを目的とする.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205511112704
  • NII論文ID
    130004677339
  • DOI
    10.11271/tss.37.117
  • ISSN
    21879532
    02873133
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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