配薬方法の改善と服薬指導を行っての試み
書誌事項
- タイトル別名
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- -患者の服薬に対しての行動化と知識の向上を目指して-
説明
統合失調症患者の薬物療法の重要性及び服薬中断による再発率の高さは周知のとおりである。今回、陰性症状が主体で入退院を繰り返し、拒薬の既往がある患者に対しアンケート調査を実施した。そのなかでMMSE21点以上の統合失調症の患者を対象に服薬行動の主体性を高めることを目的として取り組んだ。<BR> 配薬方法を「部屋をラウンドして薬を手渡しする」方法から「患者自らステーションに受け取りに来る」方法に変更し、服薬行動に変化が見られた2ヵ月後、コンプライアンス向上に向け服薬指導を開始した。指導は週1回30分間行い、評価は患者アンケートと服薬行動項目のチェックで行った。結果、個人差はあるが6人共に服薬行動の主体性が高まった。陰性症状主体の患者に積極的、かつ繰り返し看護師が関わることで、服薬のモチベーションを向上させるこができた。
収録刊行物
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- 日本農村医学会学術総会抄録集
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日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 81-81, 2006
一般社団法人 日本農村医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205518318464
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- NII論文ID
- 130006944801
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- ISSN
- 18801730
- 18801749
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可