看護職員の労働環境改善

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Other Title
  • 看護課長(師長)の意識改革を試みて

Description

当院にとって看護職員の確保は長年にわたって課題であったが、平成22年度は地域周産期母子医療センターから総合周産期母子医療センターへ機能を拡大するため看護職員の確保定着は最重要課題となった。<BR> 日本看護協会でも数年前から「看護の労働条件・労働環境の改善」を重点課題として事業に取組み様々な提案を打ち出している。しかしながら臨床で看護管理に当たる看護課長(師長)にとって、看護協会からの提案は「絵にかいた餅」になっており、旧来からの「どの看護職もこうやって働いてきた。仕方がない」という思いから逃れられずにいた。<BR> そこで、看護部運営会議の中で各看護課長が話し合い、平成22年度看護部のアクションプランとして、看護師の離職防止の点からも労働環境の改善を提案し試みた。<BR> 1年間の取組実績、アクションプランを実施した看護課長・看護係長(主任)とアクションプランを受けたスタッフへの意識調査を行った。<BR> 労働環境改善に関連した看護管理室から各看護課長への意識的な働きかけと各看護課長が実践できる仕組みを提案することによって、看護課長の意識改革、労働環境改善に繋がる結果を得られたので報告する。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001205520825216
  • NII Article ID
    130006946605
  • DOI
    10.14879/nnigss.60.0.478.0
  • ISSN
    18801730
    18801749
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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