CVMを用いた鉄道駅施設のバリアフリー化に関する直接的利用価値とオプション価値の分析

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of the direct use value and the option value of the barrier-free maintenance for station facilities by CVM
  • CVM オ モチイタ テツドウエキ シセツ ノ バリアフリーカ ニ カンスル チョクセツテキ リヨウ カチ ト オプション カチ ノ ブンセキ

この論文をさがす

説明

本研究の目的は、高齢者と身体障害者を対象とした鉄道駅施設のバリアフリー化の価値を、直接的利用価値とオプション価値として、算出することである。はじめに、鉄道駅施設のバリアフリー化に対する支払意志額(WTP)を調べるために、アンケートを用いた調査を行った。次に、指数関数型の需要関数を仮定することによって、平均支払意志額を推計した。その結果、高齢者を対象とした鉄道駅施設のバリアフリー化においては、直接的利用価値として算出したエレベーターの設置とエスカレーターの設置が最も高い値となった。障害者を対象とした鉄道駅施設のバリアフリー化においては、オプション価値として算出されたエレベーターの設置が最も高い値となった。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 41 (0), 65-65, 2006

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ