小流域を単位とした緑地保全地域の分析に関する研究

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Analysis of Landscape Conservation Area based on Small Watersheds
  • - A Case Study of the Nameri River, in Kamakura City -
  • - 鎌倉市滑川流域を事例として -

抄録

「緑の基本計画」などの都市環境に係わるマスタープランの見直しは、計画立案時に検討する機能論的な緑地の配置計画だけでなく、計画の進行実績に対する評価を踏まえることが必要となる。一方、都市や自然環境に関する調査や計画策定では、近年GISが普及し、業務の効率化が進められている。しかしながら、緑地配置計画に係わる説明性が十分でないなど、客観的な論拠を提供するものとはなっていない。詳細な都市環境マネジメントの前提として、適切なスケールの基礎的環境情報の整備と分析単位の設定、説明性を考慮した分析プロセスの整備が必要である。本研究では、鎌倉市滑川流域を対象に、地域分析の原単位として谷戸レベルの小流域を設定し、都市・地区レベルの基礎的環境情報に基づいた、時間軸を踏まえた地域環境の把握、法規制による緑地の担保性評価の手法を検討し、GISを用いた都市環境マネジメント手法としての展開の有効性を論証することを目的とする。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 40 (0), 145-145, 2005

    公益社団法人 日本都市計画学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205523098624
  • NII論文ID
    130006947729
  • DOI
    10.11361/cpij1.40.0.145.0
  • ISSN
    1348284X
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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