中国瀋陽市における公園緑地系統計画の展開に関する歴史的研究

DOI
  • 李 薈
    東京大学工学系研究科都市工学専攻
  • 石川 幹子
    東京大学工学系研究科都市工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A Historical Study on the Evolution of Parks, Open Spaces and Park System Planning in Shenyang City, China
  • from the end of the 19th Century to 1945
  • 19世紀末から1945年までを対象として

抄録

本研究では、公園緑地の歴史的意義を発掘し、社会的共通資本として次世代に継承していくために、1900年代初頭から1945年まで中国瀋陽市における公園緑地の計画思想と施策の展開を歴史的経緯の中から明らかにすることを目的とする。封建時代、半植民地時代、植民地時代の三つの時代をわけ、研究を行ったものである。瀋陽においては、封建時代に水辺で公衆遊園の整備が始まった。半植民地時代には、旧城、付属地、商埠地の三つの地域はそれぞれ拡張し、近代公園の建設が始まった。公園と小学校は付属地における街区の中心になり、封建時代のストックは公園緑地に転化した。植民地時代には、パークシステムとグリーンベルトの思想が導入され、都市拡張の防止、都市美化、市民慰楽のために計画された。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 45 (0), 40-40, 2010

    公益社団法人 日本都市計画学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205524036864
  • NII論文ID
    130006948329
  • DOI
    10.11361/cpij1.45.0.40.0
  • ISSN
    1348284X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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