塩化カルシウム水溶液の熱容量の計算式について
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- 澁江 靖弘
- 兵教大
書誌事項
- タイトル別名
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- Equations for the heat capacity of aqueous calcium chloride solution
抄録
地熱熱水系や堆積盆内での水溶液の移動を考察したり温度変化を考察したりする場合に,その熱的性質に関する知見が必要になる。多くの場合は純水の性質で近似できるが,塩分濃度が高くなると近似できなくなる。塩化ナトリウム水溶液の熱的性質に関する報告は多く,多くの計算式が提案されている。しかしながら,水溶液中に溶解している塩化カルシウムの熱的性質への影響に関しては知見が不十分であり,計算式の提案も多くはない。 演者はHolmes達が与えた式(Holmes et al., 1994, 1997)を修正して,250℃,40MPa,4 mol/kgまでの温度・圧力・濃度条件における塩化カルシウム水溶液の定圧熱容量を計算する式をもとめた。
収録刊行物
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- 日本鉱物科学会年会講演要旨集
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日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 85-85, 2011
一般社団法人日本鉱物科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205546238080
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- NII論文ID
- 130005008596
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可