照明の影響と色盲の見えを考慮したピクトグラム作成支援ツールの開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of the supportive tool for the design of the pictogram in consideration of dichromats including the influence of lighting

説明

ピクトグラムの配色を考える際、色盲を始め様々な色覚特性の見えを予測する必要がある。更に、同じ色でも照明光が異なると発色が異なる為、設置環境に応じた検討が不可欠である。しかし、ピクトグラム設計に携わる106名に対するアンケートでは、色盲に関する正しい知識を持つ方は23%と少なく、選択した配色が設置環境の光源色に対して問題あるか否かの判断が困難な現状が示された。近年色盲の見えを支援するツールとして、モニター上の色を変換する物などはいくつか出ているが、いずれも照明光の影響を含まず、建築空間に設置した際の状況を予測できるものは無い。 そこで、本研究ではピクトグラムのデザインの為に目的に、照明光の影響を考慮した色盲の見え予測プログラムを作成した。従来の目視の感覚的な判断だけではなく、1次~3次全ての色盲の見えで配色に問題がないか判別する機能を持たす等の工夫を盛り込んだ。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205549009152
  • NII論文ID
    130006953553
  • DOI
    10.11515/ieijac.41.0.77.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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