ランプ用蛍光体の量子効率測定精度の検討2

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タイトル別名
  • Absolute quantum efficiency measurement for lamp phosphors 2

抄録

近年、各種照明用光源やディスプレイの開発に伴い、それに使用される蛍光体の性能評価が重要な課題となっている。特に白色LEDなどでは励起波長域が近紫外領域となり、この波長範囲での量子効率(内部量子効率)を精度よく測定する技術への要望が高くなっている。これらの要望に対して前回、分光放射照度標準電球(JCSS校正)にトレーサブルな積分球を使用した測定方法を構築し、その量子効率測定値の検証を報告した。今回、積分球を使用した測定方法と0-45°光学系による測定方法2)とで、測定値の比較検討を行った. 両者の測定値は4ポイント以内で一致した。双方の測定定方法は、校正のトレーサビリティおよび反射率標準が独立であることを考慮すると、今回の測定方法による量子効率測定値は、比較的良く一致していると考える。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205549111040
  • NII論文ID
    130006953646
  • DOI
    10.11515/ieijac.42.0.121.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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