人工生命型関数発見システムを用いたプロジェクタ図形歪みの補正

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  • A method to correct the distortion of the projector using an artificial life type of function discovery system

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抄録

最近、液晶プロジェクタを用いてプレゼンテ-ションを行う機会が増えている。しかし、常設のプロジェクタでない場合、設置位置、高さ、方向を調整するのは煩雑である。さらに、最適な位置に設置することが不可能な場合もある。最適な位置に設置できなければ、プロジェクタからスクリ-ンに投影される像が歪み、聴衆にとって非常に見にくい画像となってしまう。 ところで近年、与えられたデ_-_タ点から関数を発見する人工生命型関数発見システムが提案された。人工生命型発見システムは、入力デ-タと出力デ-タを与えるだけでそれらの関係式を表す近似関数を自動的に発見するというものである。この、人工生命型発見システムを用いれば、プロジェクタから投影された歪み画像を補正する関数を発見させることができる。 本研究では、スクリ-ンに投影された歪み画像から補正関数を導き出し、この関数を用いることにより投影像が正常になるようにしようというものある。

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