遮蔽型ミアンダ配線の遅延特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Delay Time Characteristics of Shielded Meander Line
説明
昨今の高速デジタル処理回路では、複数の信号間のタイミングを合わせるために、ジグザグ配線により意図的に遅延時間を作るミアンダ配線が多く見られるようになってきた。しかしながら、ミアンダ配線は配線長が一定であってもコーナ数やコーナ形状の違いによって遅延時間に差を生じることが知られており、高速回路では問題になる。ミアンダ配線の設計の特徴としてミアンダのヘアピン平行配線部分を短くするとミアンダ数が増え、遅延時間が減少する。また、ミアンダ数を小さくするとミアンダのヘアピン平行部を長くすることが必要となり、配線間結合による遅延時間の周波数特性が劣化し問題となる。本研究ではヘアピン平行部の長いミアンダ配線の配線間結合による遅延時間の周波数劣化を改善するため、ヘアピン配線間にグラウンド遮蔽導体を配置した遮蔽型ミアンダ配線を提案し、遅延時間の短縮を改善したので報告する。
収録刊行物
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- エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
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エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 19 (0), 175-176, 2005
一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205554603008
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- NII論文ID
- 130004588829
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可