重水素標識による<I>N</I>-[ω-(2-Indan)alkanoyl]-1-azacycloalkan-2-one類の気相単分子分解反応の検証

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タイトル別名
  • Gas Phase Unimolecular Dissociation for Labeled <I>N</I>-[omega-(2-Indan)alkanoyl]-1-azacycloalkan-2-ones Using a Four Sector Tandem Mass Spectrometer

抄録

N-アシルラクタム類の電子イオン化で生じるラジカル陽イオンの気相単分子分解を、構造と反応性の関連について多重水素転位に注目して検討してきた。今回、新たに3-(2-インダン)プロパノイル基をアシル基にもつラクタム類の重水素標識体を合成し、電子イオン化によって生じる分子イオンやフラグメントイオンを基質に選び、4セクタータンデム質量分析計の第3自由空間での反応性を検討した。今回はさらに、N-(2-インダンカルボニル)-1-アザシクロアルカン類のアシル鎖長を延ばしたとき、遠隔多重水素転位に及ぼす鎖長の効果について、ω-フェニルアルカノイル基の挙動とも比較しながら考察する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205554723200
  • NII論文ID
    130006954836
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2010.0.c05.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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