Synthesis and Structure of a New Bulky Lithium beta-Diketiminate and Its Application to the Synthesis of Group 4 Metal Complexes

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  • 新規なかさ高いリチウム β-ジケチミナートの合成・構造およびその4族金属錯体合成への応用

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近年、かさ高いβ-ジケチミナト配位子の化学が注目を浴びている。今回我々は、極めてかさ高い置換基であるTbt基を有するリチウム β-ジケチミナート1を合成し、そのX線結晶構造解析により、1が結晶中で単量体として存在していることを明らかにした。さらに、1と2, 3, 4価のチタン錯体とを反応させることにより、対応するチタンのβ-ジケチミナト錯体2-4を合成することに成功した。また、tmeda存在下でのリチウムナフタレニドを用いた3,4の還元反応により、2が生成することを見出した。現在、2-4の構造解析、触媒活性、反応性について検討を行っているので、併せて報告する。

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  • CRID
    1390001205554773120
  • NII Article ID
    130005011101
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.17.0.3.0
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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